冬が凪いで、春を呼ぶ。
FUYUNAGI NO MORI
冬凪の家
怪しい電話も、うまい儲け話も、風は誰にでも吹きます。冬凪の家は、町でなびきかけた人を、そっと引き止めます。その手ほどきを、道場で。
冬凪の家の人々
凪なぎ
妹・高校二年生。屋敷の道場の師範代
「その話、一度止まって。」
幸村ゆきむら
兄・陶芸家。屋敷の主
「少しだけ、話を聞かせてください。」
平蔵へいぞう
祖父・元警察官(警視正)。町の防犯協会の会長
「備えは、今日のうちに。」
千代ちよ
祖母・屋敷を切り盛りする人
「まずは、お茶にしましょう。」
町の人々
冬凪の家が、そっと引き止める人たち。そして、町の警察官たち。
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